☆可哀想な人☆







【諸注意】
今回のお話はかなり「グロテスク」いや「ゲロテスク」な表現が含まれているため汚いお話がお嫌いな人は読むのはやめた方がいいです
ゲロテスクでどんな話か想像して下さい
べつにかまへんで
という勇者の方はこの先へどうぞ
というのをふまえてのお話





今日は大阪の難波でライブがあり家まで地下鉄で使って帰ってるのだが
「なんば駅」から目的地の「梅田駅」まで夜１０時でもかなり満員な時が多い
今日も「なんば駅」から乗って次の「心斎橋駅」駅についた時にはかなり満員の状態なっていて、僕は吊革にぶら下がりながら満員の状態に耐えていた
その時に







その車両中が騒然とする事件がおきた







事件は同じ車両の中に吊革にぶら下がっている見た目３０代のサラリーマンが原因であった
そのサラリーマンはかなり酒に酔っていたのだろう
目をつぶって満員電車にかかわらずゆらゆらしていた
僕はなんか揺れている人がおるな〜
と思って見ていた





その時





その人の口元から





たら〜っと








ゲロが噴出！！








というか漏れた





周りの人もその事に気付き
「なんや！」
って感じで
サラリーマンからちょっと離れる
満員電車だがその人の周りだけ
スペースができ
後にそこにいた人が全員その事に気付いた





そしてそのサラリーマンは
その後も「ゲロ」をタラタラしたたり落とした





周りの人は
その度に







「あ・・・・」







の落胆の声





これだけでもとんでもないだが
事態はさらに最悪の方へ
それまで「たらー」っとゲロを床に垂らしていただけだったのだが
ゲロの勢いが強くなったのか
今度はゲロを・・・・・





なんと








周りに吐き出したのだ








そのゲロは３メートルぐらい飛び
周りはさっきまでの落胆の声とは違い








「うわーーー」








の悲鳴に近い声
そして周りはその人から立っていた人はもちろん
座席に座っていた人も離れるというか避難





そのゲロは口元は閉じていたので少量だったのだが
ゲロが飛び散る光景に
車両内はパニック








その後もそのゲロは何度も噴出








そしてさらに異臭（かなりゲロ＆ビールの臭い）がただよい
車両中の人が鼻を抑える





と車両はそんな事になってみんなそのサラリーマンに注目？
していたのだが
ある事で今度はその人に注目し始めた
なぜその人が注目したかというと





そのサラリーマンの飛ばしたゲロに








かかった人がいたのだ！！








その人はサラリーマンから離れたところに吊革にぶら下がった所にいて
ゲロが飛んだ時もここは大丈夫だろうと思い
立っていたのだが運悪くその人がいた所に一番飛んできて
その人の







上着・ジーパン・ジーパン・靴・鞄







にゲロがかかっていたのだ
その人はすぐにかかった事に気付かず
よくみたら自分にかかった事に気付き







「うわ・・・最悪や・・・・」







の一言
そしてみんなその事に気付き
周りからチラホラ







「かわいそ・・・・・」







とその人に対しての哀れみの声
さらにその人が可哀想なのが








その人もゲロ臭くなったのだ








そしてそんな声の中その人はティッシュを持っていなかったのだろう
ゲロのついた上着を脱いでタンクトップの姿になり
その上着でズボンや靴などゲロを拭いていた







その人その姿はかなり悲惨であった







その途中次の駅に着きそのサラリーマンは降り
電車に残ったその人はそのサラリーマンに怒ることもなく
ただ下を見て「最悪や・・・・」の声





「梅田駅」まで残ったのは





車両に飛び散ったゲロと
満員電車なのにゲロでそこだけ残ったスペース
異臭で鼻をおさえる光景
そして








かわいそうな人








この事件で電車の中はさっきまでざわついていたのだが
なぜか「シーン」と静まり帰っていた





ほんま可哀想な人がいるもんや





ああ可哀想な人・・・・





可哀想な人・・・





可哀想な人・・・





可哀想な人・・・





かわいそうな・・・





・・・・・・・・・








俺！！








まさか俺にかかるとは・・・







その後の電車は臭いし大変やったわ・・・・