☆〜合奏編〜☆






前回のつづきの前に
吹奏楽部に入ってまず決める事
それはパート(楽器)決め
うちの高校はのパートは
トランペット・トロンボーン・ホルン・ユーホニウム・バス・クラリネット・サックス・フルート・パーカッション(打楽器)
で一度のそのパートに入るとよっぽどの事がない限り
ずっと変更できないのだ
だから最初のパート決めは非常に重要なのだ
しかしもちろん僕はそんな事は知らない
なので・・・・・





という事でのつづき





クラブが始まりのミーティングの後
顧問の先生にあいさつに行き
そこで顧問から





「お前は何のパートしたいんや?」





との事
僕はそれを聞いて
思った事は





パート?って何や・・・・





と思いつつ
そして言った答えが・・・・






「何でもいいです!」






と答える
音楽の知識が全くない
僕は言っている意味がわからない?
ただ楽器という事はなんとなくわかるのだが
「パートって何ですか?」
という事を聞くと
全然知識のない僕でもあまりにも愚かな気がして
こう答えるのが精一杯だったのだ





という事で決まったパートが
1年生の人数が少なかった





パーカッション(打楽器)に決定





決定したけど
もちろん経験なし!
そして打楽器の部屋に行ってみると
そこには3年の先輩2人、2年の先輩5人、同じ学年には女の子が1人と
メンバーがそろっていた
もちろんみんな
めちゃくちゃうまい
この中にはのちに社会人マーチングのトップで
活躍する人もいるレベルなのだ
そして僕は初心者という事で
その日はスティックの握り方から叩き方やら1から教えてもらう事となる











それ以外は教えてもらってないのに





次の日いきなり全員で合奏練習





僕が入部したは学校が始まって1ヶ月経っていたので
もうみんなそんな事をやっていたのだ
そして僕は楽器をやらされる事となる
最初にやった楽器はけん盤楽器の「シロフォン」
曲は当時はやっていたKANの「愛は勝つ」
この曲は知っていたのでメロディーはわかる
ただ譜面を見て





「げっ!」





と思う
それは僕は譜面の下に







「音階」
を書かないと全くわからないのだ







かといって打楽器の人の譜面は
自分専用の譜面はなく楽器事にわかれてるので
みんなの物でいらん事は書けない
というかここにいるメンバーで譜面に
「ドレミ」なんてもちろん誰一人書いてないのだ
そんなパニックった状況で合奏スタート
結果は・・・・・







最初の2音ぐらい鳴らすのが精一杯








例えるならフレンドパークで最初の2音出して止まってる状態
ほとんど楽譜を見てるだけでした





あかん全くついていけない・・・・・
「愛は勝つ」の歌詞の部分まで叩けない・・・・





そしてそのまま次の曲
曲は「ロマネスク」という曲
任された楽器は
ドラムでよく「シャーン」と鳴らす
「サスペンドシンバル」
僕は見た事もない楽器なので
どうやって叩くかわからない
さらに楽譜を見てびっくり
叩く箇所と思われる所には
同じ所に二分音符の上に斜め線が3つ書いてある





「何やこれ?音楽の教科書にこんなんないぞ・・・・」





これはある所まで叩きまくるという意味だが
楽譜の読めない僕はパニック
さすがにここはどうするか聞いてわかったが
聞いた所でいきなりこんな音が大きい楽器を叩くなんて
ビビリまくり
しかもこれを叩くのは曲が始まって8小節後
指揮をみて数えなくてはならない
そんなこんなで次の曲スタート
結果は





指揮をみて今どこか数えたのだが
指揮をみてもパニックで
途中で数がわからんようになり







合奏スティックを構えたままずっとその場で硬直







結局







1音もならせませんでした・・・・







だって違う所で音を鳴らしたら
めっちゃ目立つので
怖くて叩けませんでしたわ・・・・





あ〜吹奏楽ってなんて怖いんでしょう





ほんまこんなんでやっていけるんでしょうか?





つづく・・・・

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