☆～ディズニーランド編～☆

いよいよ待ちに待った日
初ディズニーランド
その日は朝からテンション上がりまくり
すでに見たい乗りたい物は
事前の情報収集で準備万端！
一番見たいのは

もちろんパレード

自分でパレードするのは大嫌いなんやけど
（パレードは重い楽器を持って、かなりの距離をひたすら歩き同じ曲を何回もしなければいけないし、打楽器は曲と曲の間はドラムマーチでつなぐので休憩全くなしなので、しんどいだけでおもんないからである）
ただし見るのは別
ディズニーランドといえば
パレードは絶対見なきゃいけないでしょう
そして乗りたい物は
当時最新アトラクションだった

ビックサンダー・マウンテン

汽車にのって山駆け抜けていく
想像だけでおもしろそうだ
早く乗りて～

との思いを胸に
ディズニーランド到着
昨日全く緊張しなかったのに
なぜか今日は緊張・・・・・

心は腹ぺこでエサを早く食べたい犬のように高ぶっています

そしてディズニーランドには
ディズニーランドからの招待なので
裏口から入り現地のスタッフから説明をうける

スタッフ「ようこそ皆さん・・・・・」

なんやかんや説明があり
途中うれしい発表が

スタッフ「・・・それでこれは、どのアトラクションにも乗れる『Ｅ券』１０枚です、これは皆さんにプレゼントです！！」

みんな「お～！！」

当時ディズニーランドはアトラクションに乗るのに
アトラクション用の券が必要で
その券は「Ａ」から「Ｅ」まであり
アトラクションの内容によりそのレベルが違い
「Ｅ」券というのはどのアトラクションも乗れる
最高の券なのである
だからみんな大感激なのである

ディズニーランドの人最高や

とますますテンション上がっている中
ここでスタッフからまさかの説明をうける
それは・・・・

スタッフ「それでは皆さん皆さんには・・・・

パレードの演奏の方をお願いします！！」

は？

何ですと・・・・・？？

パレードの演奏やと～！！！！

ここに招待されたのはご褒美でも何でもなく
ミッキー達の前を行く前座のパレードをする為だったのです

という事で
なぜか
ディズニーランドで
大嫌いなパレードをしている高校生「こっさん」

この日は休日とあって
人が多く
パレードを見るとみんな手を振ってくる
みんなは

「わ～！！」

感じをなんですけど
僕はそれを見る度に

「これは見せもんじゃね～！
俺はパレードしに来たんじゃなく
パレードを見に来たんじゃ～！！」

さらに途中のシンデレラ城の前でマーチングを披露
周りのお客さんはより盛り上がる
僕はやりながら

「盛りあがらんでええわ～！！俺も後ろのミッキーとか見て盛り上がりたいねん！！」

と終始むかつきがら
みんなに「夢」ではなく「怒り」を与えながら
パレード終了
結局同じ時間にパレードをしていたので
ミッキー達は全く見られず・・・・・

しかし

パレードはだめだったが
もう一つの目的のアトラクションがある
パレード終了後自由行動となったが
ここで顧問から
ふざけた一言が
それは・・・・

「新幹線の時間があるので自由行動は１時間ね」

１時間！？少な！！

僕らは「もっと遅めの新幹線とっとけや」
と思いつつ時間がないので
すぐ様それぞれ自由行動
という事で真っ先に向かったのが
もちろん「ビックサンダー・マウンテン」
よっしゃ着いたおもい
アトラクション前を見ると
そこにはまさかの光景が
それは

とんでもない長蛇の列

なんやこれは！！並びすぎやろ・・・・

と思い待ち時間を見ると

３時間待ち！

ガーン・・・・・

こんなもん待ってるだけで終わりやないか・・・

というかみんななんでこんな並ぶねん・・・
仕方がないのであきらめて
他のアトラクションに乗ろうとすると
休みに日ディズニーランドに行った人ならわかると思うが
どこもかしかも長蛇の列

・・・・・・

こんなもん券あっても１時間で何も乗れへんわ！！

・・・・・・・

・・・・・・

・・・・・

・・・・

そんなこんなで

タイムアップです

結局
券を使ったのが
「Ｂ」クラスの誰も並んでなかった
「トムソーヤ島」（なんか島探検みたいなアトラクション）
で全然おもしろくなかった

そしてそのまま全く計画通りいかず
京都の山を帰るのであった
新幹線の中で僕は

この借りすぐ絶対返したんねん！

と思い楽しみだった分
終始落ち込むのであった

あれから数十年

未だその借りは返していない・・・・

とにかく結論は

１時間で楽しめるか！！！

という事で「ディズニーランド」にいい思い出なし！

つづく・・・・